[サッカー]奇跡はなぜ起こる
サッカーの世界では時に仰天するような事件が起こります。
たとえば・・・


3-0から追いつき勝利したリバプール
昨年のCL決勝、まだ記憶に新しいかと思います。ACミラン相手に
後半だけでこれをひっくり返すのはありえない・・・


初戦を4-1で落としたデポルティーボ・ラ・コルーニャの第2戦
2004年の準々決勝、いくらデポルホームだからって3点差を
ひっくり返されるとは誰も思わない。


そのとき何が奇跡を引き起こしたか?
ひとつは気持ち、もうひとつは緻密な分析と大胆な采配である。

リバプール
前半だけでリバプールは3点のビハインドを背負ってしまう。それも意図したサッカーがほとんど通用しない中での失点が続いた。残りの45分間でミランを相手に最低3点を取らなければ何の可能性も見出せないという究極のビハインドに、リバプールは完全に意気消沈していた。
「まずは顔を上げよう。早い時間に点を取れば、きっと流れは変わる」
重たい空気の中、ベニテス監督は冷静に事態の修正にかかる。


出典:VarietyFootBall
http://www.fujix.co.jp/varietyfootball/report/report_14.html

デポルティーボ
一方、これだけの差をつけられてしまった上に、しかも圧倒的な個人の能力の違いを見せ付けられたデポルティーボ側に残された道はたった一つしかなかった。

何も考えず、90分間走り続けること。
前線から激烈なプレッシャーを与え、相手に対応するヒマを与えないこと。
DFラインをどんな状況でも勇気を持って押し上げること。
ボールを奪ったら少しでもボールをゴールに近づけること。
そして絶対に失点をしないこと。

2戦目を迎えるにあたり、パンディアーニはその決意をこう述べている。
「俺達は絶望した狂人のように攻め続けるんだ」
そしてデポルティーボはその通りのことをした。


出典:VarietyFootBall
http://www.fujix.co.jp/varietyfootball/report/report_11.html


ブラジルvs日本、われらがジーコジャパンに偉業を成し遂げるだけの準備は
出来ているだろうか。そして気持ちは?


「俺達は絶望した狂人のように攻め続けるんだ・・・」



[サッカー]ブラジルvs日本
前半から川口のスーパーセーブが連続炸裂!!
いや、みんな、ドリブル突破されすぎ。守備に関してはブラジルに
なめられてる・・・。中村は今日も調子が悪い。攻撃の形は
ようやく日本らしいパス回しが出来て、加地のいいクロスなど惜しい
かたちが続いて、サントスからのパスに玉田の左足!!!日本先制。
クロアチアが1-0でリードしていたので、もしや奇跡がと日本中に期待が
走ってたに違いない。
そのあと、ブラジルに攻められるがコーナーに必死に逃れてようやく
また日本のペースをつくる感じ。巻がよく走る。シュート精度はアレです
けど。オフサイドもよくとられてますけどね。1点リードで終了かと思った
前半ロスタイム、ショボイヘディングのパス交換からロナウドが同点ヘッド!
だから、ロスタイムに失点しすぎですよ。


後半、前半のキレがなくなっている・・・
休憩の間に何も対策をたてなかったのか?チームは奮い立ってないよ。
1点取られるのは計算のうち。きっちり力を出せばまだいけるのに・・・。
川口から神通力が消えた。ブラジルが自信を持ってどんどん攻めてくる。
2点目、3点目、さらに4点目・・・。ブラジルはキーパーを変える
余裕の采配。屈辱的な大敗。何よりも悔しいのは前半45分まではいけると
思えたのに後半建て直せなかったこと。
玉田、よく一矢報いてくれた。ほんとはそんなものの価値の1点じゃなかった。


なぜ、ロスタイムによく決められる?
なぜ、気持ちがもう一度奮い立たない?


アジアカップのような粘りやコンフェデレーションカップのような
クリエイティビティをワールドカップで見ることは出来なかった。