[サッカー]チト中断
本大会が盛り上がってるのにちっともサッカー見れません。
ちゃんとした試合のレビューを書きたいんですけど、当分無理そう。
1試合ぐらいはがんばりたいのでそのときまた。


しばらく中断です。
読んでくださっている方、いつもありがとうございます。

[サッカー]オシムの前に
なんだかぐったりしていて寝てしまっている間に素晴らしい
試合だったみたいですね、アルゼンチンvsメキシコ。
見れなくて非常に残念です。


さて、巷では川淵キャプテン失言問題でいろいろ言われておりますが、個人的には


「舐めたことばっかりするな!!!」


と言っておく。
ジェフ千葉のサポーターだけでなく、Jリーグのサポーターは
全員怒っていただきたい。対岸の火事じゃないですよ?
大分のシャムスカ監督だったかもしれないですよ?折角チームに
力がついたところで引っこ抜く。しかも、失言というかたちで
抜き差しならぬ状況に追い込み、日本のためとか大義名分を
かざそうとするやる方は憤懣やるかたない。というか、


「こんな誠意のないやつに信用おけるか!!」


とはっきりと感じさせてもらいました。オシム監督には
きっぱり断っていただきたい。内定をしているわけでもないのに、
こんなやり方で就任したら、そのあとどんな手ひどい扱いを受けるか・・・
日本人として失礼です。


また、ジーコ監督にも非常に失礼。監督としてお願いしたのは誰でしたか?
少なくともW杯出場はしたんですよ?良い面も悪い面もいっぱいありましたが、
こんなに日本は盛り上がったじゃないですか。まずはそこをねぎらうこと、
功罪をはっきりさせる期間を置くことじゃないですか?ひとつのことが
終わった段階でそのことを客観的に分析し、次に生かさなければ、何も
積みあがっていかないですよ。


なんだか悪名高きイングランド協会がひとごとに思えなくなって
きたよ。こんな調子で散々断られた挙句に山本監督に、とか止めて
くださいよ?
(いや、フロントの力こそ日本サッカーの実力なんだから、しょうがない
のか?)


聞いている方も聞こえがいいことばかり真に受けていたら進歩がありませんよ。

[サッカー]奇跡はなぜ起こる
サッカーの世界では時に仰天するような事件が起こります。
たとえば・・・


3-0から追いつき勝利したリバプール
昨年のCL決勝、まだ記憶に新しいかと思います。ACミラン相手に
後半だけでこれをひっくり返すのはありえない・・・


初戦を4-1で落としたデポルティーボ・ラ・コルーニャの第2戦
2004年の準々決勝、いくらデポルホームだからって3点差を
ひっくり返されるとは誰も思わない。


そのとき何が奇跡を引き起こしたか?
ひとつは気持ち、もうひとつは緻密な分析と大胆な采配である。

リバプール
前半だけでリバプールは3点のビハインドを背負ってしまう。それも意図したサッカーがほとんど通用しない中での失点が続いた。残りの45分間でミランを相手に最低3点を取らなければ何の可能性も見出せないという究極のビハインドに、リバプールは完全に意気消沈していた。
「まずは顔を上げよう。早い時間に点を取れば、きっと流れは変わる」
重たい空気の中、ベニテス監督は冷静に事態の修正にかかる。


出典:VarietyFootBall
http://www.fujix.co.jp/varietyfootball/report/report_14.html

デポルティーボ
一方、これだけの差をつけられてしまった上に、しかも圧倒的な個人の能力の違いを見せ付けられたデポルティーボ側に残された道はたった一つしかなかった。

何も考えず、90分間走り続けること。
前線から激烈なプレッシャーを与え、相手に対応するヒマを与えないこと。
DFラインをどんな状況でも勇気を持って押し上げること。
ボールを奪ったら少しでもボールをゴールに近づけること。
そして絶対に失点をしないこと。

2戦目を迎えるにあたり、パンディアーニはその決意をこう述べている。
「俺達は絶望した狂人のように攻め続けるんだ」
そしてデポルティーボはその通りのことをした。


出典:VarietyFootBall
http://www.fujix.co.jp/varietyfootball/report/report_11.html


ブラジルvs日本、われらがジーコジャパンに偉業を成し遂げるだけの準備は
出来ているだろうか。そして気持ちは?


「俺達は絶望した狂人のように攻め続けるんだ・・・」



[サッカー]ブラジルvs日本
前半から川口のスーパーセーブが連続炸裂!!
いや、みんな、ドリブル突破されすぎ。守備に関してはブラジルに
なめられてる・・・。中村は今日も調子が悪い。攻撃の形は
ようやく日本らしいパス回しが出来て、加地のいいクロスなど惜しい
かたちが続いて、サントスからのパスに玉田の左足!!!日本先制。
クロアチアが1-0でリードしていたので、もしや奇跡がと日本中に期待が
走ってたに違いない。
そのあと、ブラジルに攻められるがコーナーに必死に逃れてようやく
また日本のペースをつくる感じ。巻がよく走る。シュート精度はアレです
けど。オフサイドもよくとられてますけどね。1点リードで終了かと思った
前半ロスタイム、ショボイヘディングのパス交換からロナウドが同点ヘッド!
だから、ロスタイムに失点しすぎですよ。


後半、前半のキレがなくなっている・・・
休憩の間に何も対策をたてなかったのか?チームは奮い立ってないよ。
1点取られるのは計算のうち。きっちり力を出せばまだいけるのに・・・。
川口から神通力が消えた。ブラジルが自信を持ってどんどん攻めてくる。
2点目、3点目、さらに4点目・・・。ブラジルはキーパーを変える
余裕の采配。屈辱的な大敗。何よりも悔しいのは前半45分まではいけると
思えたのに後半建て直せなかったこと。
玉田、よく一矢報いてくれた。ほんとはそんなものの価値の1点じゃなかった。


なぜ、ロスタイムによく決められる?
なぜ、気持ちがもう一度奮い立たない?


アジアカップのような粘りやコンフェデレーションカップのような
クリエイティビティをワールドカップで見ることは出来なかった。

[サッカー]チームリーダーはいたか?
日本が勝つ勝つと言っていた人たちはいい訳に奔走していて大変ですな。
審判の所為(vs豪)でも、電通の所為(vsク)でもないですよ?
自業自得。まあ、かく言う自分ももうちょっとパス回して崩してくれると
思ってたんですけどねー。
俊輔のいうように
「・・・今日は、1つが良くても2つ目(のプレー)がダメとか、2つ
できても3つ目がダメというのが、すごく多かった。・・・」
スポーツナビ http://sportsnavi.yahoo.co.jp/soccer/japan/headlines/20060619-00000008-spnavi-spo.html
3つぐらい普通にパスをつなぐのが日本の生命線なわけで、それが出来な
ければ勝てません。


この試合では、ポゼッションをしていながらパスミスが多すぎました。
誰もが周りの仲間の意思を汲み取り損ねているような印象を受けました。
イメージが重なるときはスーペルなパス交換ができるのに・・・
なぜ出来なかったのか?自信を持ったリズムがつくれなかったからだと
思います。


この試合、負けた原因の一端は中田ヒデ。自分が走るから周りも走れ、それは
わかります。でも、みんなは中田ほどの体力はないし、自信を持ってプレーできる
わけでもない。ならばなぜ、みんなが調子を上げてゆくようにパス回しを
しなかったか?速い縦のパスをぼんぼん出して、チームとしての緩急うんぬん
コメントするのは何様のつもりか?お前のポジションはボランチ。緩急をつけるの
はあなたの仕事です。
次に気に食わないのは玉田。途中交代で入ったのにあっさりチームのダメペースに
飲み込まれましたね?稲本が雰囲気を変えたのとは好対照でした。中村が不調
なのは明白なのだから、お前がキープしないでどうする。主役になる気が
ないようです。シュートを打てばいいところでパスしたり、サントスのクロスに
飛び込んでこなかったりとダメダメぶりが目立ちました。
そして加地。調子は非常によく、縦にも斜めにも突破してましたね。それなら
もっとアピールしなさい!!右サイドはザル。俺にパスくれとね。中央があんなに
バテていたんだから、少しはボールキープで休ませないと。そして、たとえヤナギが
外してももう1度、2度と決定機を演出できたはず。いいプレイはあったが負けた、
調子はよさげだったのに勝負しなかった、そんな姿に日本らしいだめっぷりを
感じます。


この試合、よかったのはサントス。よく走り、よくクロスを上げ、入らないけど
シュートを打ち、よくもどって、守備でミスする。でも、自分の責任でやれるだけ
のことをはしてましたし、攻撃的サイドバックとしてがんばってたと思います。
もちろん、彼のやっていることはリスクが高い。でも、自分の判断でチャレンジし、
その責任を負うところにリーダーシップを感じます。


果たして勝てなかったのは誰の所為なのか・・・

[サッカー]真の死の組、グループE
イタリア、チェコが順当に勝って安泰かと思われたグループE。
しかし、波乱は昨夜起こった。


果敢な守備と鋭いカウンターで脅かすガーナは開始早々に奪った
1点を守りきり、強豪チェコを破った。
オウンゴールで拾った1点を9人になりながらも守り抜いたアメリ
は勝ち点1を拾い、惨敗の記憶を払拭した。


残るはチェコvsイタリア、ガーナvsアメリカ。どのチームにも
勝ち抜く可能性は残っている。

チェコ監督ブリュックナー氏は戦う前から言っていた。
「このグループほどどのチームが勝ち上がるかは予想がつかないところもない」と。

終戦の前に待っていたのはチェコ、イタリアのどちらかが決勝トーナメントで
見られないという現実だ。(かろうじて引き分け・引き分けという形では残っているが)


こうなったきっかけはともに退場にある。
チェコはPKの判定に不服としてウィファルシがレッドカードをもらった。
イタリアは肘うちでデ・ロッシがレッドカードをもらった。(相手は出血)

どちらも当然の判定。何を焦っているのか。仲間を信じてフェアプレイに
徹っすることができないのか。それとも普段のプレーの習慣なのか?
どちらもセリエA所属の有名選手である。
これだけでは情報が少なすぎて断定は出来ないが、イタリアサッカーって?
と余計なことまで勘ぐってしまいたくなる。


W杯という晴れ舞台、しっかりと自分のプレーで表現をしてもらいたい。
そして11人vs11人でしっかり決着をつけて欲しいのだ。


[サッカー]日本vsクロアチア
最近、「アイーダ凱旋行進曲)」が頭の中に回りまくっているsilvergraphです。
巷では「何が何でも勝つ!」という意見と「日本らしい、いいサッカーを!!」
という意見に分かれてる感じですね。個人的にはジーコジャパンの場合、
「それ、同義だろ?」と思ってますが。ほかに策を持ってないので、いいサッカーを
したときしか強くないと思いますよ(笑)。


まず、走る、そして攻める。勝負はそれからです。

''前半''
日本の左サイドを徹底して崩してくるクロアチア。日本は無理せず中沢のところまで
戻しながら遅攻。時折縦に早いパスを織り交ぜるが、前が走りきれず、あまり有効
ではない。ここまでよかったのはまず川口。PKを防いだのは素晴らしかった。そして
加地。突破、クロスと、俊輔がマークされてるなら彼を使うがよい。サントスは予想
通り。気の強さはよい。がっかりは小笠原。開始すぐの最初のチャンスにミドルシュ
ートを打たなかったし、終盤は守れず歩いている。パスコースぐらいふさげ!!
さて、入りそうもないミドルだらけなのはどうしたものか。もっとダイナミックな
パス交換が見たい。えええーー!?というような崩しが見たい。できるよ、必ず。
だから宮本、もうちょっとだけラインを上げてくれ。日本は守りきれるチームじゃ
ないんだから。みんなで2対1で勝とう。

''後半''
サントス、素晴らしく走っていた。守備が守備がと言われるが、日本にこれだけ
走っているのは中田しかいない。最後の最後、サントスのシュートに誰も飛び込ん
でいないとか、おかしいでしょ。途中交代の玉田、大黒は流れを変えるために
入っていることをもっと意識して欲しい。体力あるはずでしょ?稲本は入った
ことでプルショをしっかり押さえていた(コーナーキックとかね)。ドリブルで
突進もした。玉田、大黒ももっと自分を出して、自信を持って欲しかった。玉田、
打つときは打て!強く打ってばこぼれだまだって狙える。
俊輔がキッカーとして以外はただの選手となっているこの試合、玉田にもっと
キープして欲しかったし、調子のよかった加地にもう少しボールを預けてよかっ
た。後半は日本はあんまり得点の匂いがしなかった。川口が凄かったので、クロ
アチアにとられる気もしなかったけど・・・。でも、決めなきゃいけないときに
決めきれなかったのはどちらも一緒。お互いに得のないドロー。
川口、お疲れさま。

''総括''
クロアチアに弱点を攻められつづけ、決定機を外しつづけてくれたこの試合、
勝てたかもしれないが負けても全くおかしくない低調な試合だった。やはり、
日本のよさは点が入って打ち合いにならなければ出てこない。
弱点は予定通りに使われ(サントス・宮本)、立て直すことは出来なかった。
ただし、サントスは帳消しにするほど走っていたと思う。(守備はうまく
ないけどね)高さで勝負に来てくれたから、実はなんとかなった。ミドルを
もっと使ったり、早い足元のパスが来たりしたら、きっと迷い始めてやば
かった。日本は崩せそうで崩れてないのに放り込んだり、無理なパスもいっ
ぱいあった。半分以上は遅く攻めているので、リケルメぐらいのんびり(失礼)
攻めつつ、急所を突いて欲しいなあ。中盤がポジションチェンジをしながら
しつこくしつこく波状攻撃をかける、そういったシーンがなくて残念。
あとはブラジル戦。思う存分戦って欲しい。

ポルトガルvsイラン


イランの頑張りが光っていた試合。


ポルトガルはポゼッションからガンガン攻める。
ロナウドフィーゴがサイドからドリブルで仕掛けて
ファールを誘い、中央はデコのキープからスルーパス
というリーガで流行った4−2−3−1の良さを活かした
試合運び。でも得点が入らない・・・。以前、イルレタ監督が
4−2−3−1は1トップに決定力のある強力なFWが必要と
言っていたのを思い出します。パウレタは悪いFWではありま
せんが、もっと決定力がないとパス回しできるだけで勝てないぞ。
アルゼンチンの大勝などを見ているとそんな風に感じてしまいます。
いいチームですよ。ポルトガル。決勝トーナメントに入って決定力が
あれば・・・といわれて敗退しないといいですね。ポルトガル
出来はどうやらパウレタが握っていそうです。


イランはがんばってました。あれだけボールまわされたらへとへと
でしょうに、最後までよく走っていたと思いますよ。決定的なシーンも
あったので、決める力があればわからなかったと思います。
その決める力があるかどうかがチームの強さを決定づけるんでしょうね・・・。